一ヶ月・・・ | 一生という名のキャンバス

一ヶ月・・・

4月1日、期待と不安の中で始まった社会人生活。

今この一ヶ月を振り返ろう。

まだ自分は実務をしているわけではなく、毎日製品の説明を受けている感じだけど。

その中で感じたことを書いていこうと思う。


8割は理系で構成されている技術者達。

この人たちは、時間と戦いながらも誇りと情熱で日々設計を行なっている。

常に他社にないユニークな製品を作り出そうとしている。

まずはそういった姿が、俺的にとても面白い。

ものづくりの現場を毎日みれるのは非常に興味深いものだ。

そういった愛着心はメーカーで働くものにとって、とても大事なものだと感じる。

というのも、製品好きじゃなきゃとても難しすぎて説明できない。

1フロアに250人くらいいるけれど、設計者とメカの人達がいつも試行錯誤している。

部品数減らしてくれとか、工程をもっと簡単にしてくれとか、こうした方が良い製品じゃね?とか一日中そんな話が聞こえてくる。

アフターサービスなどをおこなうサービス課、技術課、設計課、そして営業課は本当に毎日お互いに意見をぶつけ合っている。

全てはお客さんのため。

全くもって面白い。

こういう環境は大好きだ。


では、おれの課はどうだろう。

これもまた俺は働いていないので分からないが、世界が卓上で動いている。

毎日英語や中国語を主体に、分からない言語が飛び交っている。

要は、需要と供給に常に眼を光らせている。

製品ができるのに、一つにつき数ヶ月かかるため、BTOは不可能。

よっていかに需要を予測してある程度の在庫を残しておくかという、少し変わったSCMを達成していくかがキ-となる。

つねに、全工場や倉庫に眠る在庫や、発注リストに眼を光らせている。

次々に新しい製品がある期間で新発売でできるので、あまりに在庫を抱えていくことはだめだし、大口注文もかなりの確率で入ってくるので少なすぎてもだめなのだ。

また、中国や日本の子会社との連携しつつ製品を供給しながらも、海外の販売会社に支持を与えて販売を管理することの難しさも感じられる。

冷静でありながらも、時には圧迫をかけて強い姿勢で対応するのはとても難しそうだ。

そして貿易の手続きってのもある。製品がうまく届かなかったということもなきにしもあらず。

インボイス、レターオブクレジット・・・貿易関係の知識が不可欠。

これも頑張っていかなくては・・・

日本の帰宅時間。

それはヨーロッパにとって見れば、始業時間。仕事が始まるのだよね。

(長くなるので省略・・・)


とまあこんな感じかなあ。

とにかく今は重圧を背負って頑張るしかないや。

ただ、おれがあんまり苦痛を感じないのは人が素晴らしいからだという気がする。

本当に親切。何を言っても全て応えてくれる。

仕事ではピリピリしてても、それは仮の姿。本当はとっても人間味があって優しい。

頑張って期待に応えようと思う。

会社は人が宝だとはいうけれど、まさにそれは正しいと思う。

就職活動している人も、ここは重点を置いた方がいい。

人を大切にする会社、これは自分が伸びることに大きく影響するような気がするよ。


適当な文章になってしまったが今日はこんなところで終わりにしよう。

みんなそれぞれの道を歩んで頑張っていこう。


今月もまた研修。QCサークルや他の事業部研修が1ヶ月。

ゆっくり、そして着実に会社を理解しようと思う。


amataro