利益の勉強 | 一生という名のキャンバス

利益の勉強

最近PCとの格闘の日々が続いている。

朝8時から、夜の10時まで微動だにせずPCとにらめっこだ。


何をしているかというと、エクセルである。

エクセルシオールならホントに嬉しいが現実はそうではない。


商品は数百種類。

そして、それをあらゆる市場にあわせて特別な価格に応じる。

また為替があるので毎日、商品の価格もずれる。

さらに商品一つ一つにかかるコストは、1つの商品に数ヶ月かけて作るため全くばらばら。


そういったものを全て入力した。

「為替」と「割り引き率」を打ち込むと、粗利や粗利率を導き出す表計算だ。


まあ、勝手に自分で提案して50時間くらいかけて作ってみた。

全商品にだ。

商品を全て粗利などで見てみると非常に面白い結果が出てくる。


するとどうだろう。

主力商品の中に、売れば売れるほど利益がマイナスなものがいくつかある。

何故なんだ?

うっかり課長に聞いてしまった。


これコストかけすぎじゃないですか?って。

答えははこうだ。


これは他に作れないものだから、今のうちに市場をとるのさ。

マイナスでいい。

あとでプラスになるんだから。

もちろんコスト削減も日々研究しているよ。

事実毎月少し下がってきているだろ。


面白い。実に面白い。

他には作れない。

そして、圧倒的に上をいく会社に対しての攻めの姿勢。


じわじわと責めようとしている。

相手は現在6割以上。

うちは3割。

徐々に迫っていく。


数字に学ぶ会社の顔ってのを学んだ俺でした。



P.S.


この前の飲みの二次会でカラオケをやらされました。

日本人のくせして、英語とスペイン語しか歌わないというマジつらいものでした。


我慢の限界のきた俺は、

ESの同期の懐メロの女王他達から学んだ「天城越え」を、

大黒マキ並みの熱さで歌い上げました。

結果は大成功。

そこからは日本のミュージックがこだましました。