弟よ、さらば・・・
今週の出来事の中に一つの大きな出来事がある。
それは弟の転勤だ。
どこに飛んだかというと新潟・・・
弟はとても変わり者で、転勤願いを九州と北海道に出していた。
要は釣りバカに日誌の浜ちゃん級に放浪が好きなのである。
オレはあんまり弟の話はしないのでたまには書いてみよう。
よく弟や妹はかわいいとかいう話があるが俺は全然そう思わない。
(別に仲が悪いわけではないよ。)
年子ということもあり、俺は浪人なので同じ社会人でもある。
こういう環境から見えてくる弟は、まぎれもなくライバルなのである。
勉強においても、人間性においてもなのだ。
昔から俺がテニスでいい結果や、マラソン大会で一位をとったりすると大抵の場合、
弟はもてはやされる。
●ちなみに弟は運動は苦手。
でも俺の弟ってことでずいぶん体育とかおまけしてもらってた。
●人間関係の構築も弟は苦手。どっちかというと一匹狼。
でも俺の弟ってことでずいぶんかわいがってもらってた。
●弟は音楽と美術、体育など芸術系が苦手。
逆に俺は音楽と美術とかが得意。
その先入観で全然だめな弟もそう思われていた。
こんな感じで弟ってのはかなりお得なのである。
逆に俺はどうだろう。
俺がしょうもない成績だったり、そんなでもない学校に入ったりすると弟が後ろから追っかけてくる。
つまりは圧迫だ・・・・
●おれは、高校はなかなかの進学校だった。
が、しかーし、弟はもうちょびっとだけ上の高校にいった。
●浪人してなかなかの大学にはいったつもりでいた。
が、しかーし、弟は現役でおれよりもうちょっといい感じのとこにいった。
こんな感じだ。つまりは負けられない相手なのだ・・・
そして何かといえば俺は兄貴なのだ。責任がつきまとう・・・
●弟が学校で骨折した。
おれは保護者として病院につきそった。
●弟がケンカしてしまった。俺が仲裁した。そして先生に謝った。
●弟が先輩にからまれた。
おれが、その先輩(タメ)にからんで黙らせた。
●弟が体育で3をとった。おれが、市内の駅伝大会を頑張るってことで4にしてもらった。
はあ、こんな感じだ・・・
文章にしたら、やっぱり兄貴は損な気がする。
大学では浪人だった、かつ、一個下の弟をもっていたため同期までもが弟に感じた4年間だった。
順応性で溶け込んではいたが、やっぱり時折戻ってしまう俺がいた。
この気持ちは俺と同じような境遇の奴しかわかんねーだろう。
生まれて1歳で兄貴になり、これからもずっと兄貴なんだ。
そんなことを考えた。
その弟がとうとうどっかにいってしまう。
一言いうかな!?
検討をいのる!
頑張れよ、自分を貫け!!
どうしようもないときは助けてやるよ。
amataro